第4章 より安定した安全保障環境の構築への貢献 

派遣部隊の福利厚生

 インド洋での活動の中心は、あくまでも人(自衛官)である。不測の事態に対応できる態勢を維持し、常時、極度の緊張を強いられる隊員の士気を保つ観点からも福利厚生は重要である。派遣部隊の福利厚生として自衛隊が行っているのは、主に次のとおりである。
1) 電子家庭通信の設定:e-mailを利用した乗組員と留守家族との通信
2) 艦内郵便局の設置:各艦への臨時郵便局設置による乗員と留守家族との通信
3) 留守家族への説明会の実施
4) 留守家族の相談窓口の設置

 
派遣部隊の艦内郵便局に手紙を投函する海自隊員(インド洋 護衛艦「くらま」艦内)

 
留守家族への説明会(隊員からのビデオレターを観る留守家族)(呉)

 

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