本年3月、台湾の湯曜明「国防部長」は、民間の会議に出席するために現職としては1979(昭和54)年の米台断交以来初めて米政府からビザを得て訪米し、ウォルフォウィッツ国防副長官やケリー国務次官補とも会談した。湯曜明「国防部長」に対して米側は、レーガン政権下の82(同57)年に定めたとされる、 台湾への武器供与の終了期日を定めることに同意していない、
台湾への武器売却に関し、中国と事前協議を行うことに同意していない、
中国と台湾の仲介を行わない、
台湾関係法の改正に同意していない、
台湾の主権に関する立場を変えていない、
中国との対話を行うよう台湾に圧力をかけない、の6項目からなる「六つの保証」指針を守ると語ったと伝えられる。