(注1−196)

九州南西海域において、北朝鮮の工作船の可能性が高いと判断される不審な船舶が発見され、海上保安庁の巡視船・航空機の追尾が行われたが、不審船より攻撃を受け、正当防衛のための射撃を行ったところ、その後同船は爆発して沈没した(3章2節1参照)。本年6月21日、「九州南西海域不審船事案における不審船船体の引揚げに関する関係閣僚会議」において、政府として不審船船体を引揚げるべく速やかに作業に着手することが決定された。