1997(平成9)年の大統領令により、同年末までに宇宙飛翔体の打ち上げ及び管制を担当する宇宙軍とABMを運用する防空軍のロケット・宇宙防衛部隊をICBMを運用する軍種である戦略ロケット軍へ統合。しかし、昨年の大統領令により、同年5月末までに、戦略ロケット軍内の(旧)宇宙軍と(旧)ロケット・宇宙防衛部隊のコンポーネントを統合して、兵科としての(新)宇宙軍を創設するとともに、(新)宇宙軍以外のコンポーネントを兵科としての(新)戦略ロケット軍に再編。これにより、ロシア軍は地上軍、海軍、空軍の3軍種と戦略ロケット軍、宇宙軍、空挺部隊の3独立兵科の体制に移行した。