警察予備隊発足から50年を迎えて
陸上自衛隊の前身である警察予備隊は、1950(昭和25)年、マッカーサー連合軍最高司令官の吉田総理宛書簡に基づき朝鮮派兵による在日米軍の減少とわが国内及び周辺の警備力の不足を補うために創設されました。それ以来、2000(平成12)年で50年を迎えました。
そこで陸上自衛隊は、昨年、国民の一層の理解と信頼を得るとともに、隊員の使命の自覚と士気の高揚を図るため、次のような各種の記念行事などを行いました。
(コラム写真参照)
陸上自衛隊の50年の歩みを示したパンフレットやビデオなどを作成し、全国の各部隊の創隊記念行事などにおいて配布・上映などを行いました。
50年を記念して陸上自衛隊のシンボルユニット
(図参照)
や記念行進曲「凱旋(がいせん)」を作成し、東京都銀座(ぎんざ)において披露イベント
(写真参照)
を行うとともに、自衛隊音楽まつりなどの各種イベントにおいて陸上自衛隊の広報ツールとして活用しています。
そのほか、モニュメントの作成や記念絵画展・記念写真展などの開催、全国の駐屯地における記念植樹などを行いました。
陸上自衛隊のシンボルユニットについて紹介します。キーコンセプトは「守りたい人がいる」です。これは、愛する家族、ふれあう地域の人々、わが国の美しい自然や文化を守りたいという気持ちを全隊員の強い意志として表しています。また、シンボルマークは、人と日本列島を両手で包み込むことによって守るという意志を表しており、デザイン全体を10度傾けることで躍動感を与え、21世紀の飛躍を表しています。
陸上自衛隊は、21世紀に相応しい陸上自衛隊の創造を目指し、わが国の防衛を基本として、多様な任務を「より柔軟に、より的確に、より機敏に」遂行し得るよう、規律厳正にして即応性ある精強な部隊の練成に一層努力していきます。