在日米軍の「良き隣人となるための活動」
在日米軍は、アジア太平洋地域の平和と安定や日本の防衛のみならず、地域住民の理解を得るための様々な努力を続けています。
ここでは、あまり知られていない在日米軍が行っているこれらの活動の一面を紹介します。
ボランティア活動
在日米軍人は、個人又は家族単位で部隊などの周辺の児童養護施設や老人ホームを訪問し、おもちゃをプレゼントしたり、施設を修理するなどの活動を行っています。長年にわたって続けられているこの活動の歴史は、40年以上になります。さらに海兵隊では、これらの活動を移動訓練先の演習場周辺にも広げています。
また、海兵隊による沖縄各地の海岸清掃や横田飛行場所属米軍人による多摩川周辺地域の清掃など、それぞれの地域への奉仕活動も行っています。
(写真参照)在日米軍のボランティア活動
地域住民との交流
各地の米軍部隊は、毎年1回はフレンドシップ・デーなどのイベントを開催し、地域住民との交流を図っており、また、米海軍艦艇は、民間の港湾に寄港した場合には、艦艇の一般公開を行って地域住民とのふれあいの場を設けるように努力しています。
(写真参照)フレンドシップ・デーにおけるイベント活動
ちなみに、一昨年の空母インディペンデンスによる北海道小樽港寄港の際の一般公開には、2日間で30万人以上の見学者がありました。
また、米軍施設・区域内の教育施設を利用した国内留学制度や音楽隊による日本各地での演奏活動等の文化的交流活動も行っています。
在日米軍はこれら様々な活動を通じて、「良き隣人」となるべく日々努力しています。